コズミックヨガって何ですか?ハタヨガじゃないんですか?
とたまに聞かれます。ハタヨガのような部分もあれば、宇宙を感じるような自由な動きになる場合もあります。参加者と私が織りなす
ヨーガになっています。
▶︎アサナというのはもともと動いていたら
降りてきて生まれたもの?!
ヨガといえば今はいろいろなポーズ(アサナ)がありますよね。
教科書に書いてあったり、トレーニングで習ったりした
テキストに載っていたり、あるいはクラスで教わって覚えたもの
など人によっていろいろなポーズというのがあると思います。
私が習った先生のひとり(72歳)は「もともとのヨガのポーズっていうのは動いているうちに自然に生まれてきたものなのよ」
と話されていまして、たしかに、今はアサナ、ですとか型、ですとかいろいろな種類のヨガがありますが、もともとのもと、を正せば
誰か作った人がいるんですね。
ですので、自分が見たアサナ、だけがアサナではないかもしれないのです。(私もまだ出会ったことがないアサナというのはあるんだと思います)基本的なポーズはあるかもしれませんが、いろんなポーズがあるのかもしれないなーとちょっとだけ頭に入れておくといいかもしれません。
▶︎ハタヨガってなんだろう?
ところでハタヨガってなんでしょうか?えー。ハタヨガってゆっくりしたヨガのことでしょう?ヨガってだいたいハタヨガでしょう?
どれもあっているようなそうでないような?
一応いろいろな説があるとは思いますが
「ハタ・ヨガ・プラディーピカ」という本があります。
ハタ・ヨーガ・プラディーピカー 前編 (YOGA BOOKS)
写真は現代の本ですけれども、16世紀から17世紀の
スヴァートマーラーマによってかかれたとされています。
ハタ・ヨーガの解説や行法がとても詳しく書かれている本なのです。
4つの章に分かれていて、それぞれ
1、アーサナ(対位法、わたしたちがポーズ、と呼んでいるものですね)だったり、
2、プラーナヤーマ(調気法)だったり
3、ムドラー(印相、指で輪っかを作ったりしますよね。あれです!)
4、ラージャ・ヨーガ(王のヨーガという意味です)
からなっています。
▶︎ハタヨガの真髄とはどんな本でしょう?
最近、ブックオフで売っていましたので少し読み返してみています。分厚いです。600ものアーサナがかかれています。
しかし、インド人って手足が長いと思いませんか?
(表紙はアイアンガー先生です)
アサナの中には手や腕を使ってねじるポーズが多くあるのですが
手が長くないとできないのでは?!と思えるものもあります。
実は、わたしはどちらかというと腕が長いです。
柔軟性に関わらずできてしまうポーズがあるような気がします
(正直)。逆に言えば腕を使うポーズではない部分で、柔軟性がなくできないものもあります。ですので、600のアサナすべてを
パーフェクトにできなければならないの?!と不安に思わないでください。いろいろなアサナをバランスよくしてみることが
大切です。
わたしもよくお世話になったヨガの先生に
「アサナができるかできないかというのはどうでもいいこと。
難しいポーズができたって幸せになれるわけじゃない」
と冗談めかしてよく言われたものでした。
もちろん、チャレンジせずに諦めるのはもったいない時もありますが「チャレンジすること」そのものに意味があったりするので
そんなに気にせずトライしてみましょう。
そしてできるできないにかかわらず「わっはっはー」と
笑ってしまいましょう。それだけで、日常の難しい問題、
時には健康面だったり、金銭面だったり、人間関係だったり
するかもしれない。そういったことが、少し気が楽になったり
心が緩んだりするかもしれないのです。
▶︎ポーズ(アサナ)に取り組んでいる時の心、マインドは
日常の癖をあらわしている?!かもしれない
この話題は、ハタヨガの真髄からは少し離れて小話です。
例えばちょっとチャレンジングなポーズをしている時
体に痛みを伴うポーズだったり、苦しい!ぎゃー!という
ポーズだった時、あなたはどんな反応をしますか?
ぎゃー!と思わず声が出ますでしょうか?
それとも、淡々とやってみるでしょうか?
取り組みながら思わず笑ってしまう?
痛いのを限界まで我慢してみる?
怪我をするまでやってしまう?
さて、どれにあてはまりましたか?わたしは最近は
「結果、わははと笑ってしまう」のですがw
これはきっと日常で困難が目の前に訪れた時
取り組みながらしている姿勢なんだと思います。
苦しみながら行うのか、笑っちゃうのか、
淡々としてみるのか。これってちょっと面白いですよね。
そして客観的に見た時に少し滑稽だったり可愛らしく
思えたりしますよね。
こうした日常の癖に気づく、というのもヨガだなと
感じます。
▶︎ヨガの道はいろいろとある どれを選ぶかはあなた次第
私たちの性格などにも個性は色々ありますよね。
活動的な人から内向的な人まで。
たとえば活動的な人は
カルマヨガを選び、自分の仕事と義務を通じて自分の神性を実現していくことができると言われています。
感情豊かな人は、バクティの道を選び、神への愛と献身を通じて悟りを実現する。
知的な人は、知識によるニアーナの道を選ぶ。
瞑想や思索が好きで、自省心の強い人はラージャの道を探求して、心のコントロールをすることによって自己自身の神性を実現するのが良いと言われています。
(ハタヨガの真髄より)
とはいえ、自分は4つのうち絶対これだ!といえたりしますでしょうか?なんとなくどれもブレンドされているような気がしなくもないですよね。これだ、と決めつけずに必要なことをその都度取り組むことも良いかもしれません。
今日書いたことはこの本の本のごくごく一部です。
本自体も500ページくらいあります。
クラスで習ったことの復習に使ったり、インスピレーションを
感じる部分を読んでみたりと、ご自身のいいように使ってみましょう。頭から入るとわからなくなると思うので、体を動かして時間が経ってから本を読んでもいいような気も(個人的には)します。
▶︎知識のヨギかなと思う人こそヨガのクラスで体を動かしてみてください
私は知識のヨギかな?と思う人こそ、是非ヨガのアサナ(ポーズ)をされてみてください。かくいう私もずっとどちらかというと知識を探求することに興味が湧いていましたが、はじめは本を読んでも講義を聞いてもさっぱり理解ができませんでした!
アサナをきちんと取り組むようになって、だんだんと体が丈夫になってきているのです。これが不思議なくらいに!
体が丈夫になると、心やマインド、物の見方や考え方がほんの少しずつですが変わってきます。そして本を読むとやっぱり違った感覚が芽生えました。頭で読んでいる時には気がつかないことに出会えるのです。といっても、まだまだ10年ちょっとでは、気がつかないこともいっぱいあるのですが。
現代なので、修行だと思わずに、気軽に取り組んで、コツコツと行う。クラスに参加できない日も1ポーズか2ポーズ、あるいは呼吸法、瞑想などクラスで習ったことを思い出してやってみるなんてことでも続けていると全然違ってくると思います。
長くなりましたが今夜はここまで、にいたしますー。
まゆさんのヨガは都内を中心に、出張など含めていろいろな場所で行っています。スタジオだったり、会社だったり、いろいろな場所です。会社のお昼休みだったり、いろいろな場所でしますので気になる方はお問い合わせください。
mayuchi22@hotmail.com までです。
銀座のヨガなどは会員制なので、オープンクラスももう少しできればいいなと考えていますので、曜日や時間帯などのご希望ありましたらいつでもご連絡ください。
セラピーや遠隔ヒーリング、アクセスバーズなども随時受け付けています。主に毎週月曜日火曜日はセラピーの予約が多くなっております。対面もございます。
6月7日(金)は、千葉市科学館での星空ヨガを
行います。プラネタリウムでヨガができる素敵な時間です。
何回か来てくださっている方もいらっしゃるかも
しれません。毎回その日その時間にしか見ることのできない星空と
ともに、体を動かしたり瞑想したり、プラネタリウムで体感できる
素敵な企画です。チケットは千葉市科学館(きぼーる)で直接お買い求めいただけます。
予約やインターネットなどでは販売しておりませんが、現在チケット好評発売中ですので、是非千葉の方、近郊の方18時半から
1時間ですので夜もさほど遅くならないのでどうぞお誘い合わせの上お越しください。
http://www.kagakukanq.com/events/yoga20190607