お墓参りの時期ですね。
ヴェーダンタでは、ピトゥル・ヤグニャと言ってご先祖を大切にしたり両親を大切にすることは儀式として大切にしています。
ヤグニャ、が儀式という意味ですね。
日本ではご先祖を大切にすると、わたしたちによいことがかえってくるよ、という形かなと思いますが、ピトゥル・ヤグニャはちょっと異なり、生きている私たちが行いをすることで、プンニャがご先祖さまに使われ、ご先祖さまがよいローカ(1番良いローカはブラフマローカといいます。天国みたいな感じでしょうか)にいけるのだ。と言われます。
先祖供養の意味あいがだいぶ異なりますね。
しかし、これこそしたいこととすべきことが一致するヨーガな生き方といえるかもしれません。
わたしもなのですが、つい、なにかしてもらうことばかり考えてしまいそうになるかもしれませんが、与えることや自分ができることをすることで、大きな宇宙の枠組みに生かされていることに気付かされます。
お墓参りに行くと、なにかスッキリした感じがするのは、なにか大きな宇宙の営みのなかにいる感覚がわきおこるからかもしれませんね。
故人の好きだったものを捧げたりしてもよいかもしれません。
今日は先生の先生、スワミダヤナンダジの誕生日でもあります。日本は終戦の日でもあるわけですが、節目節目になにか儀式をするのは、とても良い事かもしれないなと感じていますこの頃です。