若鮎のシーズンですねー。
ヴェーダンタを学ぶ人は過去世からの貯金がある人?
前に、ヴェーダンタのクラスに行ったとき
「おめでとうございます」と言われたのです。
はて。おめでとうございますとは?
びっくりしましたが、ヴェーダンタやヴェーダの勉強というのはヨーガの中でもまだまだ日本では大多数のもの、全員が取り組んでいるとはまだいえない感じがしますよね。
ヴェーダを教えてくださる先生曰く、ヴェーダを学べる人は過去世の記憶などとも言われるサンスカーラがあるかないか、で参加できるかが決まるそうです。準備ができていない魂ですと、クラスに行こうとしてもなんらかの理由でなかなかヴェーダの勉強やクラスに行こうとしてもいけない、などということがあるらしいのです。
ヴェーダやヴェーダンタにたどりつく人はごく稀なこと、なんだそうです。
ヴェーダの勉強などは1人でするものではなくて、必ず暗闇を照らす先達者について学ぶものと言われています。先生、みたいな人ですね。スワミジといわれたりしますし、インドで学び続けていたり、そちらで学んだかたから学ぶのが一般的かもしれません。
だから、繰り返し繰り返しお話を聞いてそれを真似をする、みたいな形で学びます。そんな伝統的なスタイル。日本に住むインドの方でも、ヴェーダンタを通してつながり、それをまた学ぶ人に返していくという意味で、インド料理を昼食に寄付してくれたり、チャイ造りをしてくれたりしたのを覚えています。
わたしがヴェーダやヴェーダンタと初めて出会った10数年前は、使われている言葉がまだよくわからなかったし、なにせ意味がよくわからなかった!のでしたが、サンスクリット語など繰り返しきくことで少しずつ少しずつ理解できてきた感じです(だけど、お寺でインドのスワミダヤーナンダジがいらしてたくさんのインド人や日本人がいて、お昼にカレーをいただいたりチャイをいただいたのが衝撃的で幸せってこうなのかな?とびっくりした記憶があります)
また生徒さんと質疑応答形式で学ぶサットサンガなんて方法もよくとられています
学生時代など、思春期真っ只中などは悩むことが仕事みたいなときありますよね。だから、ほんとはとてもシンプルで、幸せになるために生まれてきた、といわれてもよくわからないような…なんて思った記憶もあります。
ヴェーダの勉強、繰り返しお話を聞いているとわたしはいろんな記憶が出てきます。もちろん数年前の記憶もですが、もしかしたらこれがサンスカーラと言われるものなのかな?と思う感覚です。
コロナにより、おかげで?今はさまざまなオンラインでもヴェーダやヴェーダンタや関連するヨーガ哲学を学べます。わたしもいつかヴェーダ勉強会ができたら良いなという夢があります。
幸せになるためにうまれてきた、という言葉を聞くと安心しませんか?とはいえ、みんな忘れてしまうときがありますから、そんなシンプルな出来事を思い出すきっかけになると良いなと思います。
ヨーガとサーンキヤの思想―インド六派哲学 中村元選集 決定版
いろんな本もあります。ゆっくり眺めてみましょう。
☆ヨーガやセラピーなど オンラインでもしています
mayuchi22@hotmail.com
来月からオンラインのヨガクラスも行う予定です。
お問い合わせなどいつでも。