人間関係はグナとカルマが関係している
一目あったその日から恋の花咲くこともある、
なあんてこともあれば「むむっ、やや、苦手かも…」
と感じることはありませんか?
これは、セラピーやヨーガをしていると頭では
そんなふうに思ってはいけないのだ、みんな等しく
魂であり、あなたの鏡です。なあんてことはわかって
はいますが、やっぱり率直にいって苦手な場合もあるのではないでしょうか?
これは、ヴェーダの観点からいくとカルマの影響やグナ(サットヴァ、ラジャス、タマス)の関係が大きいのだそうです。
カルマは業ともいわれたり、行為そのものをさしたりもしますね。
たしかに、あまりにもラジャスティックな動き(動き回る)を見ていたら、自分も落ち着かなくなってしまった!なんてこともあるかもしれませんが、これもカルマなんですね。
クリシュナの教えによりますと、これを超えるには、わたしたちは魂そのものですよ、ときづくこと。
カルマと聞くと、なんとなく悪いものというイメージがあるかもしれませんが、実はそうではなくて
よいカルマや悪いカルマ、どちらにも執着しないことが大切なんですね。
虫だとか植物、人もみんな等しく魂という観点から見ると同じということなんですね。
現実的な毎日、例えばお仕事などをする時って成果主義になりますよね。ビジネスなどの場合特に。
しかし、結果を求めて行動するのはグナでいうとラジャスの質です。
ヨガ哲学の本の一つ
バガヴァットギータの一節にはこんな言葉があります。
あなたの職務は行為そのものにある。決してその結果ではない。行為の結果を動機としてはいけない。(BG2/47)
なるほど。ヨガ哲学的にはこうなるんですね。
なかなか深いですよね。
昔、ヨーガをはじめて三年くらいの頃、まるで魔法使いのようにどんどん願いが叶ったことがあったんですよね。
え!ヨガをするとどうしてこんなことが起きるのだろう!不思議なものなのかな?非常にびっくりしました。
そして、それを当時身近だったヨーガの先生におはなし
しますと「ヨーガはエクササイズではない。とてもマジカルなものだが、そのマジカルが欲しくてヨーガをしてはいけない」(外国の先生だったので、こんな感じのこと)といわれたことを思い出します。
今にして思うと、この一節やカルマヨーガの大切さを話してくださっていたのかな?と思います。
いわゆるバガヴァットギータや聖典は一度読むだけではなかなか理解できないことも多いのですが、よい先生と出会ったり、ヨガ哲学の本と出会うなど、クリシュナがアレンジ(手配)してくれるもののようなので、焦らずにいきましょう。
もし、これをお読みいただいたかたはそのタイミングかもしれませんので、わたしもできるだけ繰り返しわかりやすく書いてみますので、興味がわいたり、人生は幸せになるためにあるんだろうなーと思えたらぜひ見てみてくださいね。
やさしく学ぶYOGA哲学- バガヴァッドギーター [改訂版] YOGA BOOKS
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