▶︎今日は告知から・・・千葉のきぼーるにてプラネタリウムヨガのおしらせ
(書いている途中に、満席御礼になってしまいました。
ありがとうございます!)
少し明日、2月22日のお知らせから!
明日は、千葉市科学館 きぼーるにて18時半より1時間
プラネタリウムでゆったりとした椅子ヨガを行います。
よかったらお越しください!参加費は、なんと1000円です。
まだ若干お席あるようですので、金曜日の平日の夜では
ありますがみなさんお誘い合わせの上お越しください^^
プラネタリウムで星空を眺めながらのヨガは
とても心地が良いので、体験されたことがない方で
きぼーるにこられる範囲の方は是非いらしてください。
若干今回はまだチケットが残っているようですので
どうぞ飛び込みでもいらしてください。
千葉市科学館の受付で販売しています。
(インターネットやお電話での販売はないのでご注意ください)
http://www.kagakukanq.com/events/yoga20190222#main
さて。今日は、「マインドフルネス低減法」という本の書評もかねて
マインドフルネスについてほんの少し書いてみます。
▶︎「マインドフルネス」という言葉はよく聞くようになったけれど本当のところはどういう意味なのでしょうか?
ビジネスシーンでも最近取り入れられ始めている「マインドフルネス」瞑想ですが、シンプルにいうと「今」という瞬間に完全に意識を集中することを言います。
よく「今ここ」というキーワードも近年話題になっていますが、じっとしていると思考があちこちといってしまうなか「今」の瞬間に集中するということがやはりポイントのようです。
▶︎プロローグにある「やっかいごとだらけの人生」をどうやって生きるか
生きていればいろいろなことがあります。この本では「やっかいごと」や「ストレス」を逃げたり避けたりするのではなく問題の持つプレッシャーを利用することで、うまく切り抜けるという方法を取っていると書かれています。
ストレスを解消したり、ないものにする、というのとは異なるところがポイントです。
ストレスやプレッシャーと向き合うこと多いビジネスシーンで重宝されているのがわかるようなきがします。
▶︎「何もしないことを学ぶ」というのはどういうことか?
外から見ていると「何もしていない」ようにみえる瞑想。この「なにもしていない」というのがとても重要だと言います。一つの瞬間から次の瞬間へと連なっていく、一つ一つの瞬間を自覚し、意識するために、一つ一つの瞬間に意欲的に集中しようとすること「注意を集中するトレーニング」というプラグラムを、この本にある「ストレス・クリニック」では行うそうです。
→「瞑想」を行うと、「何もしないでただ座っている」ことがいかに難しいかと感じる生徒さんも多いです。通常は、仕事のことや日常についてなど思考があちこちに飛び回ってしまいます。アサナ(ポーズ)をしたあとだと少しは楽に感じる人もいますが今度は眠ってしまったり(笑)
「自分の存在を実感する」ということは一見時間の無駄のように思えるかもしれませんが、この「自分のかかえている問題をとらえなおし、ものごとの関係を新しい枠組みで捉えられるような余裕を作る」必要性を伝えています。
うーん。なかなか忙しい現代人には、じっとしていること自体が
ちょっと難易度が高いかな?!
「現在や過去に思いをはせる」のではなく、「今」を自覚することが大切ですね。
▶︎まずは「三分間瞑想法」 簡単にできる「今に意識を置く方法」
本書から。まずは座ったまま目を閉じて、力を入れずに背筋を伸ばします。
3分間、まずは呼吸に意識を傾けます。息の出入りを観察します。
そのときに「退屈だ」「ただ座って呼吸を観察するなんて馬鹿げている」
と思ったとしても、それは自分が作った単なる判断なので
その判断を追いやり、ひたすら呼吸に注意を向けるようにします。
はじめは心がさまよいあらゆる思考が飛び交ったり、こんなことはできない!と思うかもしれませんが、練習することでリラックスした状態を感じられるようになっていくそうです。3分間なら始められそうでしょうか?おうちでもできますのでよかったらチャレンジしてみてください。
▶︎「マインドフルネス瞑想法」〜食べる瞑想〜
瞑想とは、まだまだ普段とは異なる神秘的な体験をするに違いない。
という思いが
あるのではないでしょうか?
また、リラックスすることだと考えている人もいますが、
実はそうではないんですね。
本の中では瞑想をしてもらう人に3粒のレーズンを配り
(これって海外ぽいですよね。3粒のレーズンw)、
自分が実際にしていることに注意を集中し、
瞬間瞬間を体験しながら一粒ずつ食べるということを行うそう。
そしてこれを「食べる瞑想」と呼んでいるのだそうです。
☆食べる瞑想のやり方☆(マインドフルネスストレス低減法より)
1、まずはレーズンをじっくり観察します。初めて見るつもりで観察。
次に指でつまんだ感触を確かめ、色や表面の状態に注意を払います。
このときになにか思いが浮かんでくるかもしれません。レーズンについて
好きだとか嫌いだとか、他の食べ物についても浮かぶかもしれません。
2、次に、レーズンの匂いを嗅ぎます。レーズンを口に持って行く時に
腕が手を持ち上げ、心と体が食べ物を予期して唾液を出すのを意識しながら
唇にレーズンを乗せます。そのまま口に入れ、一粒のレーズンの
本来の味を感じながらゆっくり噛み締めます。
3、レーズンを十分に噛んだら、飲み下す時の感触を確かめながら
飲み込みます。「飲むという行為でさえ意識的にできるのです」
とのこと。
この「食べる瞑想」はわたしはチョコレートでしたことがあるのですが
どの食材を使ってもいいと思います。とても一瞬一瞬が長く感じられるように
思いますし、レーズンが好きな人にも嫌いな人にも好評のようです。
「瞑想」とは、神秘的なものではなく、
「瞬間瞬間」に意識を向けるためだけにおこなうものです。
たしかに、どうしても瞑想というと神がかっている感じがしてしまいますが
このマインドフルネス瞑想に関してはまったくそんなことはありません。
むしろ「現在」に意識をおいて尊重さえすれば、魔法のような特殊な力が
秘められています。
「瞑想」というのはどこか別の世界に行くことと思われがちですが
そうではないのですよね。実はむしろその逆なのです。
”自分の内部の世界と外の世界のズレをうまくあやつれるようにする”というのが
ポイントなのですね。結構ここはミソかもしれません。
一つ一つの動きを観察できるようになると、今の中で安らぎを見つけることも
容易になってくるということですね。
▶︎「マインドフルネス瞑想法」をする時の7つの鍵
他にもポイントは色々とあるのですが
マインドフルネス瞑想法をするにあたり大切な七つの項目を
せっかくなので載せておきましょう。
2、忍耐強いこと
3、初心を忘れないこと
4、自分を信じること
5、むやみに努力しないこと
6、受け入れること
7、とらわれないこと
以上の七つです。どうでしょう?結構難しいでしょうか?
それともこれなら。。。と思ったでしょうか?
この本ではまた、瞑想に適した時間を自分で見つけることの
大切さなども書いています。
また、瞑想の姿勢はあぐらのイメージがありますよね。
個人的には体の負担になりにくい方法なら他の形でもいいと思っています。
壁に寄りかかってあぐらをかいたり、脚を伸ばしても◎。
膝に負担がかかりやすい人には、椅子に座っていただいてもいいかなと思います。
決められた時間、何分でもよいので
ひとまず瞑想がしやすい形をすることをおすすめします。
この本には、他にも色々な瞑想法やヨーガの仕方が載っています。
もし、興味がありましたら「決められた時間」「毎日」
(8週間などひとまずは、期間も決めてみてもいいかもしれませんね!)
取り組んでみてください。
▶︎「問題は実は案外、問題じゃない」のかもしれない。
ここからは私の個人的な感想や考えです。
問題だと思っていることは、「かたまり」になっていますよね。
その塊のような大きなものも分解するとたやすいものだと気がつきます。
一つ一つの思考や動きに意識を向けることでその「問題の塊」
が小さくなり、やがて幻想だったと気が付いたりすることもあるかもしれません。
一つ一つ小さく意識を向けることで、その隙間になにか問題だと感じていた
意識を変化させる鍵が潜んでいるのかもしれないなとほんの少し感じています。
◎今日のまとめ◎
わたしたちは過去の出来事を憂いたり、考えたり
はたまた未来にこうしたいと願うことは多いですが
「今この瞬間」だけに意識を向けるというのは本当に案外と苦手です。
わたしもそうかもしれないです。ですから決められた時間だけでも
「マインドをフルにして」意識的に瞑想することで
「今」にいかに意識がなかったかを感じられるだけでも全く異なった
世界が広がってくるかもしれません。
興味ある方は是非。マインドフルネスの本はかなりたくさん出ているのですが
1990年に出版されているので、流行で作られたマインドフルネスよりは
濃いエッセンスが詰まっているように思えました。
「ヴィパッサナー瞑想」などとも呼ばれていますね!
(ヨガをされている方はご存知かと思いますが)
⭐️いつものお知らせ⭐️
⭐️まゆさんのヨガ&セラピー
お問い合わせはmayuchi22@hotmail.com
まで。スタジオ、もしくは出張ヨガやアクセスバーズ、
オリジナルセラピーなども行っています。
春も近づいているからか、ありがたいことに
お問い合わせも多いのですが、
通常は都内にすんでおります。(日にちなどご希望あれば
お早めにご連絡ください)
また、ときどき
実家のある仙台、その近郊でもセラピーを出張します(交通費別)
ヨガもセラピーも出張の場合、もしくは主催者
もしくはオーガナイザーさんにおよびいただく場合とあります。
人数が多いとお値段応相談の場合もありますので
お気軽にお問い合わせください。
3月11日は仙台セッション、あと二枠くらい枠があります。
15時〜、と17時〜の60分、もしくは90分。
夜の場合はご相談ください。
(セラピー、ヨガともにお問い合わせください)