ヨギーニmayuさん モークシャへの道!

ヨガ、セラピー、宇宙、ヒーリング、文章。旅その他つれづれとかいています。

スリランカの座る瞑想にチャレンジしてみました!

みなさんはじっとしてどのくらいの時間いられますか?
ヨガはアサナだけでなく座って目を瞑り静かにする「瞑想」というものがあります。

瞑想にも色々なスタイルがありますが、今回はスリランカの座る瞑想をしてみました!

▶︎スリランカの瞑想は原始仏教スタイルで案外ストイック!?

以前チェコに行った際に(これはどこかに書いているでしょう。もう懐かしい限り)
お世話になったあきこさんに久しぶりに連絡させていただいたところ

チェコのお坊さんが来ているから瞑想をしにいらっしゃい」
とのこと。数年間、スリランカに渡りお坊さんとともに瞑想をしていて、
今年の末からは晴れてお坊さんとしてスリランカに住むそう。
いろいろと突っ込みどころが満載ですが(インタビューをしたいけれど
きっとスケールが人間のレベルを超えているはずですねー)
 
いろいろと驚くことがたくさんあるけれども。
まあとにかく縁があるということかも、ということで体験しました。
と毎日ヨガのクラスが終わったらスリランカ的瞑想のやり方、シドーさん編
1人一部屋。仕切りを作る。
他の人から影響を受けやすい人にはオススメのスタイルかもしれません。

体験した瞑想の仕方
1、できるだけ体を動かさないこと。
痛い時や痒いときも、ただ感じるだけ。ヴィパッサナー瞑想のように、体があることを感じる、という。
 
2、経典を読むこと
仏教について、スッカニパータ、などなどを読んでみること。
できればパーリ語、英語などの原文に近いものを推奨されました。難しいので、いろいろ概要を日本語でよんだりしながら。
 
3、祈ったら救われるのが日本の仏教?!
詳しいことはわからないのですが、日本の仏教とは違い「原始仏教
と言ったりもするのだそうです。
日本は、基本的には神仏に祈ったり、仏閣に参拝するというイメージがありますが、
どうやらスリランカでは「瞑想をし続けること」がニルヴァーナ(悟り?)への道と話していました。
ただ、ニルヴァーナに行きたいのかな?そもそもニルヴァーナって本当にあるのかなぁ?
と思ってしまうわたしはまだまだ凡人であります(笑)
 
4、ヨガの瞑想と違うこと
体を動かしたりできるだけ楽な状態でしましょう、とイシュタヨガ(beyoga)
のマック久美子さんなどには言われました。
ヨガの瞑想は実にいろいろなやり方があります。
足を伸ばしたり椅子に座ったり、壁にもたれるなど。
眠くなったらしずかに横になりなさいと、ヨガでは言われました。
我慢したりせず、快適になれる場所で行うようにと。
スリランカのお坊さんの中でも色々で、在家に関わる機会が多い方は
もう少し気楽に3回痛いと感じたら動かしていいよ、という人もいるそうです。
(年齢やどういった人に瞑想をレクチャーするかによって、変わってくるでしょう。
おそらく絶対、というのはないのではないかなーと思います)
どちらが正解か、ということではなく、合うものを見つけましょう。
 
5、ポイントは客観的に出来事を見ること?!
ただ、ありのままをみるというのはとても難しいことかもしれません。自分の体や心の中で起きていることはときにドラマチックに感じます。いたさも強く感じるかもしれません。しかし、「ただ見る」という練習は、「起こる出来事」と「わたし」の間に距離をもたせてくれるような気がします。
 
▶︎三日間、合計15時間チャレンジした結果は?

実際、いざ座ってみると眠くなったり、不安な気持ちが出てきたり、いろいろな考え事、不安なことを含めて瑣末なことまでが浮かんだりもしましたが、少しずつ慣れていきました。
最終的には、4日目には「すっきりと頭が軽くなる感覚」がありました。
瞑想の間、スマホを見ないのも良かったのかもしれません。
 
「なにかをしないと不安、かもしれない」というぼんやりとした気持ちが解消されました。
(一時的なものかもしれませんが)
 
いつもスマホを見てしまう、なにか考えごとが消えない、という人にも
一度試していただきたいかもしれません。
現代人は誰しもが、意識しなければなにもしていない時間はなかなか持ちにくく
ヨガを教えているときですら、だいたい頭の中がせわしなく動いていたりします。
そしてそれは案外と普通のことかもしれないです。
それがいけないことということではなく、頭がすっきりするって
とても気楽なことなんだなぁと気がつくことから始めるのも
よいかもしれません。
 
ヴィパッサナー瞑想なども日本や海外にあります。
話さないことや目を合わせないこと、など長い期間することは
人により向き不向きがあるかもしれませんが、
いつもどうしてもなにかを考えてしまう、という人は
一度はためしてみてもよいかもしれません。
 
本音を言いますと!「すこし、真面目すぎる瞑想」にも正直感じましたが、
現代にはこのくらい極端な瞑想くらいのほうがいいこともあるかもしれません。


 


ブッダと歩く神秘の国 スリランカ

これは瞑想の本というよりも、ほんの少し仏教の言葉がのっていて

あとはとても綺麗なスリランカの写真がはいっています。

スリランカから日本にやってきたにしゃんたさんが書いています。
とても癒されますし、スリランカってこんなに綺麗な国なんだなーって

思えます。よかったらどうぞ。



Buddha's Teachings: Being the Sutta-Nipata or Discourse Collection

日本語だとどうしても解釈が入ったりするので、できるだけ原文

パーリ語)や英語で読んだほうがいいとも言われました。

ちょっと難しいですが、読める方は英語でも!

(わたしも英語を勧められてなんとか読んでいます)



Sutta-Nipata: Fruehbuddhistische Lehrdichtungen aus dem Pali-Kanon. Mit Auszuegen aus den alten Kommentaren

可愛い葉っぱが表紙です。こちらも英語です。

スリランカの瞑想や仏教は経典を読むこと、がとても大事だそうです。

といっても難しいーというときには無理せずにw

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