ヨギーニmayuさん モークシャへの道!

ヨガ、セラピー、宇宙、ヒーリング、文章。旅その他つれづれとかいています。

ハートの静寂


ハートの静寂 (覚醒ブックス)

友人にお勧めされてとってもよかった本です。こちらは、ヴェーダンタについてわかりやすく書かれている本です。 バガヴァッドギータなど難しいなと感じている人にも、癒されながら読める本かなと思います。

今はタットワボーダのキャンプ中で、昨年に引き続き取り組んでいるわけですが、今年変わったことといえば チャンティングを毎晩練習していることです。これはたまたま取り組み始めて深い意味はなかったのですが サンスクリット語のチャンティングってとても難しいのと文法を何度聞いてもわからないことがきっかけで 暗唱したり声に出すことを通じて理解が深まれば、なーんて思って誰に言われたわけでもなかったのですが 始めました。去年はとてもスケジュールがタイトで、途中から訳がわからなくなっていた記憶があります。

今年は無理はせずに、全部のクラスや勉強会に出ようとせずに、体調を見ながらしていこうと思いつつ (つい頑張ってしまうのですが)

チャンティングだけは一つ身につけてみようかなと思って取り組んでいます。 3歳の女の子やお子さんに混じって練習する日もあってとても新鮮です(笑)

おかげで単語に馴染みが出てきたのか、理解が深まってきている気がします。 サンスクリット語は口語で伝わり、その後にデーバナガリ文字が生まれました。 ですから音が先なんですね。とはいえ文法の決まりなどがわからないとどこで つまるのか、どこでサンディルールが変化するのかなどはその都度指摘していただきながらですが 現在50を過ぎたあたりでだいぶスムーズになってきていると思います。 音の源を楽しんでいる感じです。

ヴェーダーンタって時に頭で理解することではないし、今まで学んできたどんなものとも違います。 「私とは何か」っていうことですので、何かアクセサリー的な資格を取るのとは意味合いが違います。 そして、何かそこに魅力を感じたり過去世含めて、何度も取り組んでこなければなかなか 興味関心が湧かないということもあるかもしれません。 しかし、クラスには100人近い方が参加しています(朝から!) これはすごいことだなぁと思うのです。たまたまコロナも相まって何か学んでみようかな?という方が いたとしてもです。ただ、今までの価値観とは異なりますので何か本当に熟された場合に学び続けたり出会う ものになるのかなと思います。 (これは選ばれた人とか特別なという意味ではないですよ)

ただ、難しくて挫折しちゃったよーという人は、同じような考えを持つ人が書いている本というのが あるんですね。それは私は知らなかったのですが、最近瞑想をするようになって教えてくださった方がいました。 大先輩な訳ですが、とっても勉強になっています。伝統的な学びというのはとても大切ですけれども、 理解できないというのがいけないことでもないし、ダメなことでもないんですね。 それがわかっていたらいいかなと思います。

私たちは行い手であるんだけど、同時に行い手ではないんですね。だからどこかでその視点が持てていたら とってもいいのではないかと思うのです。よく役者の例えをされますが、役者というのは役を演じていることを どこかで知っています。知っていないと演じられませんね。どんな役をしていてもその役と一体になったりはしません。 どこかで眺めているもう一人の私がいるのです。その私というのが肉体があるわけではないんですね。 それを時々思い出すところがあると、巻き込まれないようになるのではないでしょうか? サークシーと言ったりもしますが、この言葉は必要な時に覚えてみてくださいね!

起こることを避けようとするのではなくて、あるがままを受け入れて信頼するのです。 自由意志があるので選択をすることもありますけれども、どこかで明け渡しというのがあるのだと思います。 私は今この「明け渡し」っていうのが、結構大事だなーと思っているのですが、 人それぞれ段階などがあるので、あまり頭で考えず起こることを信頼していけばいいかもしれませんね!

とってもいい本だったので読んでみたい方はぜひ!

オンラインヨガや座学は変わらずに行っています。ずーっと受けてくださっている方にも感謝です。 メッセージやmayuchi22@hotmail.com までいつでもご連絡くださいね。 ではでは。