ヨギーニmayuさん モークシャへの道!

ヨガ、セラピー、宇宙、ヒーリング、文章。旅その他つれづれとかいています。

サンスクリット語:サンディルールに苦戦中

8月の末から始めたサンスクリット語。順調に週に二回のクラスと、自習が週に3つのビデオを見るということ
順調に進んでいます。が、なかなか大変です。
日本語のあいうえおをどうやって覚えたのかは子供の頃すぎて忘れてしまいましたが、きっと一生懸命50音を書いていた時期があるんですよね。カタカナもあった!だけど今はそれについて悩むことはありません。


サンディルールというのは、母音が重なった時に違う音になる。
例えば「gana」と「esha」が重なると「a」は「e」になってガネーシャになる、みたいな。(説明が下手ですが!)

グナサンディですとか、ディールガサンディ、ヤンサンディなどそれぞれの決まりがあります。
(macサンスクリット語を入れたのに、未だに打ちかたがわからない…)
いずれにしても、2つ以上の言葉が組み合わせられる時に、発音しやすいように音が変化するという感じでしょうか。
母音が二つ重なるときに例えば同じ母音の場合は、二倍の長さになったり(ディールガサンディ)
特定の文字と文字が重なると別の文字になったり(たとえばaとiが重なるとeになったりする、aもしくはaの伸ばす音とにuもしうはuの伸ばす音がくるときにはoになるなどといった(他にもありますが)するサンディはグナサンディ)

授業でも、グルストートラムなどのなかからサンディルールを見つけていくといったビデオを(2017年に行われた
授業を参考にしています)みているのですが、まだ単語力がないので、どことどこがつながっているのか
なかなか見つけられず苦戦中です。
しかし、ひとつひとつサンスクリット語の単語を見直す機会になっていて、当たり前ですが回数が必要なんだそうです。
また、まずは耳でチャンティングをしっかりと覚えるようにすること、その後、一つでいいのでチャンティングをしっかりと
書きうつしていくなかで文字や単語を覚えていって、その後は文章を作るという形にするのがよいのかなと思っています。

いかんせん、サンスクリット語のテキストというのがあまりなくて、ヴェーダーンタのクラスで使われる教科書は
英語で書かれているので、しっかり読まないとよくわからないのです(笑)
また、時々日本にも来られているmichika先生のテキストもつかうのがいいのかなとおもっていますが
いずれにしても、なにより聖典への理解が深い方から教わることが望ましいと言われています。
西洋から入ってきたものは(全てが間違いとは言い切れないかもしれませんが)、インドの文化や背景がきちんと
反映されていないことも多く、間違った解釈なども多いそうなので、こればかりはしっかりとインドで伝統的に
学んでいた方から教わる、あるいはそこで教わった方から教わる(グルパランパランといいます)
のがいいと言われています。

気長にまずは半年から一年、その後は3年くらい続けていけばだいぶ聖典も読めるようになるかなと
長いスパンで考えていますが、ずっとしようしようと思っていたことに2020年になってようやく
取り組めているのでとても幸せなことだと思います。

やーそれにしても私は勉強が好きなんですね(笑)笑ってしまいます。
高校生の頃などは、成績が悪くてとっても落ち込んだものでしたが、大人になると点数などはありませんから
自分とのこんくらべになります。誰と競争するわけでもないので、ゆっくりじっくりと繰り返し行えばいいのです。
サンスクリット語はダートゥという音の語源だけでも意味があったりします。
(日本語の場合は、あ、には意味はないですよね。)
そういった意味で宇宙にアクセスするための言葉だとも言われているそうです。面白いですよね。
今はグラハスタといって聖典を学んでいる人たちくらいしか日常では使われていない言葉なのだそうですが
勉強することで、宇宙の神秘にアクセスしていく感じがとてもおもしろいです。


わかりやすいサンスクリット語の正しい発音と表記 - 詳しい理論解説と発音矯正指導


サンスクリット語の初級(クラス用教科書)

ご興味ある方は、こちらの本を使いそして、伝統的に教えてくださる先生を見つけて学ぶようにしてみるのを
おすすめします。きっと新しい世界が開かれていくことでしょう。
(頭の体操にもなりますよ)