インドに行った時に、少し困ったのが「インドルピー問題」
いちおう、インドルピーは国外に持ち出せない決まりになっています、
（なぜなんだろう？）
ですから、一部では建前とも言われますが
日本にいる間は日本円をあらかじめルピーに両替、はできないのです。
はじめてインドに行ったもので、わたしはもちろんルピーの用意は
できていませんでした。
「日本のキャッシュカードも使えるから大丈夫だよ？」と言われていました。
なんとなく「ほんとかな？」と思いながらも、
クレジットカード、キャッシュカードの２枚といくばくかの日本円を
携えて出かけました。
空港の両替は、手数料が高いと聞いてもいましたので、とりあえず
ムンバイ空港で１万円（少ないw）だけ両替し、基本的には
（クレジット）カード作戦を試みていました。
しかし、当たり前ですが現金があまりにも少ない。
アシュラムでは通常、スワミジが私たちのぶんを払ってくれていましたので
（あとで謝礼と合わせてお返ししました）
よいのですが、ちょくちょく街に行く機会があったり
コンタクトレンズがなぜか日程より数枚足りなくなったりもしていて
急に眼鏡屋さんに行く必要が出てきたりと
アクシデント続出の前半のわたし。ATMでおろしたいなぁと
つくづく感じてでかけました。
が、１０数年前に作った三菱東京UFJ銀行のキャッシュカードは
案の定おろせません。
インドのATMではうん、ともすん、ともいわない。
そうなんです。
海外のATMは裏側にplusマークがついている
国際キャッシュカードじゃないとおろせないんですね。
おろせなくてモタモタしていたら、
あろうことか後ろにいたインド人(男性)に
思いっきりグーでガラスを叩かれw(インド人は基本せっかち)
こわいよー！なんだよー。ばかー！と思いましてw
帰国後すぐ、作ろうと決意。
現金がないと心配でしょう？とアシュラムにいる際には
ご一緒した日本人女性（といってもほとんど二人か最後に
三人、他の二人が合流しただけでした）
助けていただきました。感謝。
ので、さっそく作りました。
今回は新生銀行で作りました。
作成に必要なのはマイナンバー通知カードと身分証明書です。
（マイナンバー通知カードってどこいった？と大騒ぎしましたがw）
国際キャッシュカードはとくに審査はいらないので、
フリーランスでも安心ですよ。
基本的な作業は、銀行の窓口の方にしていただけますので
言われた通りに書類を書くだけなので簡単でした。
これで、今後も海外に行く際は限度額を引き上げ、
日本円をいれておけば4パーセントプラスされますが、
現地のATMで現地通貨がおろせます。
クレジットカード一枚より安心です。
海外にいく際は、国際キャッシュカードか
トラベルプリペイドカードがよいですね。
辺鄙なところに行く場合には、これに加え
ドルなんかを少し持っていくと安心なのかもしれません。
よくまとまっているサイトを見つけました。これから海外に行くよ！
一人なんだよ、不安なんだよ、という人に参考にしていただければ
と思います。
あると便利。ないと困るのがお金です。
わたしの姿形？を信じてくださり、一時期だけでもお金を貸してくださった
香織さんやパールさんには重ねて感謝していますし
それって本当に人を信じていないとできないと思います。
あげるのと同じことですよね。ほとんど。
インドはそうではありませんが、場所によっては空港税というのがかかるので
「あとで空港税払えなくて後ろのおばちゃんに払ってもらったのよー
現金が少ないって不安でしょう？」
とパールさんは笑ってわたしにお金を貸してくださいました。
そんなおかげが続いて
アシュラムを離れて、残りの旅を楽しむことができました。
とはいえ、旅って本当にアクシデントがつきものなんです。
日本と全く同じように過ごすというのは無理ですしなにかは起こります。
ゆっくりペースのわたしはあまりたいしたことはないですが
ハイペースで見ていく人はオーバーペースや天候の違いで
体を壊すなんてひともいるかもしれません。
でもね。なにかあってもなんとかなるんです。
そんなに大変なことは起きないんです
（起きてもなんとかなるんですw）
備えあれば憂いなし、ではあるんだけど、困ったら
助けて貰えばいいんだーとおもえばそれもまた気楽なのだと
思いませんか？
