マハーバーラタの物語でも出てくるドゥルヨーダナは、わがままで傲慢です。
さまざまなシーンで傲慢さを指摘されます。
わたし自身もあそこまではしないだろう?と思いますが、わからないですよね。
振り返ってみると、とんとん拍子に物事が進んでいる時にほんの少しでも傲慢さがなかったか、というとどうかなあ?と思います。すべて与えてもらっていると思わずに、私の力、とか私って運がいい、特別だ、なんて思うこともヴェーダンタを学ぶ前ならあったかもしれません。
仕事が順調なとき、お金がたくさん手に入っているとき、恋愛も思い通りに行っている時、などなど、いろいろありそうです。
オトナになると、面と向かってあなたは傲慢だね、という人はいないですね。
だから、自分で気づいていく必要がありそうです。ヴェーダンタを学びシッディ、不思議な力に対してもあまり特別視しなくなりました。
もし、本当にシッディがあるなら、周りのために使えば良いかと思いますし、どんどん幸せにしていったら良いと思います。もしシッディがあるのに、その人自身や周りが幸せを感じられていないとしたら、矛盾がありますね。
自分をアピールするためや、自分のお金儲けのためだけに自分のシッディを利用していたらやがてはかえってくるのかもしれません。(いまの生とは限りませんが、プンニャやパーパとしてあらわれるかもしれません)
本当が誰しもが特別で、誰しもが大した人ではないのです。要するに同じですね。
だから、わたしって特別、人とは違う、という傲慢さは若いうちは仕方ないですが、案外ほんとに変わりないのだな、と気づいていく必要がありますね。もちろん無理に人に合わせなさいということではありません。
謙虚さを身につけていき、もし本当に人とは違う特別な力があるなら、周りにたくさん溢れさせていけば良いのではないかと思います。
わたしもきっとヴェーダンタを学ばなかったらどこかそんなところがあったかもしれません。自己需要ができてくると、周りに特別さをアピールする必要はなくなります。
自分と他人はイコールなんだとわかればよいだけなんですね。
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