ちょっと今日は昔の話（最後は今につながるよ）
子供の頃、スパルタ教育を受けていて
わたしは実は喘息でした。ひーひー。苦しかったのです。
病院に行くときくらいしか休めなかったのです。
水泳やピアノ、絵も習っていたし、成績は一番でないと
怒られてしまうので、いつも勉強勉強！
あとで机を整理したら笑ってしまったのですが
９５点のテストも隠していたのです（これは！
怒られたくなかったとはいえ、重症…）
つまり１００点でないとダメ。
１００点を取ることが当たり前でした。
ですから、いつも完璧を求められていて、
お家でゆっくりリラックス、のような時間も持てませんでしたね。
だから、小さい頃お家に帰りたくなかったんです。
お家に帰ったら、勉強したり忙しくてリラックスできないし
苦しいんですもん。勉強もいっぱいさせられて…。
学校で放課後先生と遊んだり友達と遊ぶのが好きで
帰るのが遅くなってまた怒られたりwしていました。
わたしにとって放課後先生と、数人だけの友達と
お菓子を食べたり（今だったら怒られてしまうのかな？）
飼育していた鶏のたまごをとってきて、ゆで卵の作り方を
教えてもらったり、その時間はごくたまにしかなかったですが
幸せな時間でした。
でも、お家に帰りたくないなぁ…。
お家はわたしにとって頑張る場所でした。
これは、結構大人になってもお家に帰りたくない病として
しばらく続いていたような気がします。
最近、お家に帰りたくない病がなくなりました。
いつどんな理由でこれが解決したのかわかりませんが
気がついたら、実家も含めてお家が好きになっています。
お土産を買って帰ったり、団欒をしたりします。
これは私にとってはコペルニクス的変化です。
セラピーなどをして思うのは、自分を中心にみじかなひととのやりとりが
その人の世界を作り出しています。
だから、自分に優しく、身内にやさしい、とその世界が大きくなっても
反映されていきます。
例えばどんなに外で偉くてすごくても、お家の中が窮屈だったり
居心地が悪かったらそれは実は、とても偏っていてなにか
どこかに歪みを生じさせていきます。
人間の持つセルフイメージなどとも関係していると思いますが
きっと自分のセルフイメージが高ければどこにいても居心地の良さを
生み出せると思います。
起きる出来事で今自分で自分をどう感じているのか
それを教えてくれているのです。
最近周りにやさしいひとが増えてきましたし、
私も優しくなったんじゃないかなぁと思います。
この循環というのが増えていったらきっとどんどん
素敵な世界になっていくよね、と嬉しく思います。
もちろん、すぐに全部が総とっかえになるかはわかりません。
（そうなる場合もあります）
でも、自分の心が変わると出会うひとも変わるし
起こることも変わってきます。
例えばピンチになったり、一見「あらぱー」と思うことがあっても
すぐ助けてくれる助っ人が現れたりとか、話を聞いてくれるひとが
出現したりします。
人は意識を向けた世界が広がるので、そうなっていくでしょう。
でも、我慢して、感情に蓋をして無理にポジティブな世界を広げる
のではありません（深層心理がそのまま現れるので、押さえ込んでも
でてきてしまうのですw）
だいぶ、いい世界になってきたのかもなぁと嬉しいこの頃です。
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