「下手な考え休むに似たり」という言葉もありますが
ついつい悩んでしまうとすべてのことが止まってしまいがちです。
ウンウンと結論も出ないまま悩みの渦に巻き込まれてしまうことも
よくあることです。
最近オリンピック選手だった為末大さんの
「走りながら考える」
この本を読みました。とても良い本でした。
タイトルだけではなく、あきらめることの大切さ、
「捨てる」ことがあることで「生きる」ことが
あるのだということがわかりました。
小さな頃はなんでもやりたい、だけどやり方がわからない。
とりあえずしてみるということはあるけども
『検証』の大切さというのがわかっていません。
なので、トライしてはできない、ということが多かったですよね。
しかし、二十歳くらいになるとこれが差が生まれてきます。
興味が多岐にわたるものの、点数を取るための勉強は
そんなに得意ではなかったのでその「差」に
悩まされたものです。
でも、それまた１０年くらいたってくるとまた変化が生まれてきます。
わたしはなぜか友人や彼になる人は「要領が良くて賢い」
人ばかりでした。本当にどうしてそんなに賢いのかな？
すごいなーと思うことばかりでした。一緒にいるだけで
どうやったらいいのか少しずつわかってくるのでした。
そして、またあまり忙しいのは苦手であること。
ゆったりとしたリズムの中で、ときどき組み合わせて
いくくらいがちょうどいいパフォーマンスを発揮できること
そんなこともわかってきます。
けして「型通り」ではない自分がどうやって一番
快適であるのかを考えていきます。
「自分カスタマイズ」ということを繰り返していきます。
はじめてライターになった時
「こんなにわたし向きの仕事があったのか！」と
驚いたものです。決まった出社、決まった時間同じ場所に
いることが苦手なわたしには、たまたまそんな事務所に
いけたことはとてもラッキーでした。
これからも
どちらかというと「普通」を捨てることが自分の鍵を
握っているかなと思っています。
問題は、忙しいのが苦手なこと。このスケジューリングを
どうしていくかというのはまだ悩ましいところです。
制作はどちらかというと、スケジュールがタイトになることが
多いですよね。わたし一人だけがゆっくりというふうには
できにくい世界ではあります。
そこをどうやって次の世界を作っていくのかは
人にアイデアをいただきながら、自分のアイデアも出しながら
というところがあります。
依頼されている仕事だけではスケジュールを自分でハンドリング
することはできません。ですから、自分で作り出すことが
とても大切なのだと思っていますよ♡
また、昔こんなことを言われました。
夜の打ち合わせなどは「予定があります」と断り続ければ
「この人は夜は打ち合わせはダメなんだな」とそのうち
夜の打ち合わせは誘われなくなるだろうということでした。
つまり、なんでも相手に合わせるのではなく
自分主導になれるようにすることも大切だろうということです。
もともとそんなにいろいろな人とワイワイしないのですが
予定を詰め込みすぎない、自分はこんなスタイルのほうがいいと
伝えておくというのは大切ですね。
「できる人」の時間の使い方~なぜか、「時間と心に余裕のある人」の技術と習慣~
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