ヨギーニmayuさん モークシャへの道!

ヨガ、セラピー、宇宙、ヒーリング、文章。旅その他つれづれとかいています。

文体の重要性

今日は「文体」についてのお話をします。
例えば、村上春樹さんの文章を読んだ時

誰がみてもわかるのは「文体」
確立されているからですよね。

「顔を洗うのに長い時間がかかる。歯を一本一本とりはずして

磨いているんじゃないかという気がするくらいだ」ですとか

「誰かが遠くでピアノの練習をしていた。上りのエスカレーターを

下に向かって下りているような弾きかただった」

 

とまあほかにもたくさんありますが、特徴としては比喩が多くて

映像が浮かんでくる。そして時々一文がやや長くリズムになっている、

という感じでしょうか?(人によりいろいろと特徴が浮かぶと思います)

 

そもそも「文体」っていうのは

1、文章の様式。和文体、漢文体、あるいは書簡体など。

2、筆者の特徴的特色が見られる。文章のスタイル。

 
 


と言われています。

つまり文章を書く上でのある種、語り口だったり、顔が見えない代わりの

特徴を伝えるものでもあるのかな?と思います。

わたしの文体ですと「すこし軽めの、ほんのすこし肩の力が抜けた

ひょいひょいした感じ」の文体(を目指しているつもりです)

自分の文体を認識したことってありますか?

うーん。ない?

なるほど。無意識の人は一度”自分の文体”
というものを意識してもいいんじゃないかと思うのです。
自分をアピールする時、たしかに作品集はとても有効です。
しかし、同じくらいブログSNSの文体はとても大事だなと

ふと感じたのです。

意識して使い分けることができる人の場合は
全く問題ないのかもしれないのですが

漫画みたいな文体や、ネットスラングのような文体は

もし無意識であったなら、オフィシャルにおいて損な感じが

するんですね。(意識的に、読んでくれる人に働きかけるために

している場合があるかもしれないので作為的な場合はのぞきます)

よくブログはオフィシャルでSNSは共通の友人だけだから…と
とてもくだけた、あるいはネットスラングのような書きぶりの
SNSだったとします。

正直に言うと、ひいてしまいます。

わたしは今、自分の文体と中味と実在する人物がかけ離れていません。
極めて近い、ほとんど同じ状態にあると思います。

かつて、自分自身にあまり自信が持てなかった20代前半の頃は

書くことがとても強かったですし、同じ人が書いているとは思えないと

言われていました。

今にして思うとそうするしかなかったからそうして

いたのだと思いますが(自信のなさを強気の文章で吐き出していた

のかもしれないですね)今のわたしにはそれはできません。

それは、文体や文章と自分自身が乖離していったときに
大きな「悩み」が生まれたからです。

そこから脱するとき、ヨガがとても役に立ちました。

ビジネス寄りの、普通より大きく書いている文章を読むと

なんだか苦手に思えてしまうのは

やはり「等身大」から逸脱しているものを感じるから、

なのかもしれません。

もちろん、全てにおいて「狙って」できる人は
どれもいいのだと思います。
(それくらい作為的に文章を操れる人というのは

プロであり、効果的に利用できるものだと感じるので)

しかし、自分の弱さを補足するためにしか

強く書くことができないのでしたら

やめたほうがいいのかなと個人的には思います。


謎のネットスラングも、わざわざ
利用しなくてもいいように感じています。


もちろん、書くことというのは本来特に

ブログもSNSもそもそもが自由ですし、
なにをやっても問題はないですよね。

最近、自分も含めて個人で何かをしている人が

増えてきたのでなにか気になってきたんですね。
「頭隠して尻隠さず」のように何かを一生懸命行い成果が出ないときには

根本的なマナーやルールですとか、客観性というとてもシンプルなことも

あるような気が、ふとしたのです。

なにより、パソコンが当たり前になっても、スマフォが当たり前になっても
綺麗な文章そのものはなくならないでほしいし、無くして欲しくないな

という願いもあるのかもしれません。


また、同世代を含めてほとんどのひとが「ら抜き」言葉になりました。

とても細かいのですが本当はこちらもとても気になっています。

作家と呼ばれるかたでも普通に「これ食べれた」とブログに
書いていたりします。それを見て、おー!うぬぬ…。と思ったりします。

(正確には食べられた!です)

もちろん、言葉は時代とともに変わっていくものだし、文体だって
書き手の成長によりすこしずつ変化することがあるかもしれない。
だから、何か一つをやいのやいのということはできません。

抗うことのできない波のようなものでもあります。

しかし、言葉というのはほんとうはそもそもとても美しいものです。

ほんの少しばかし意識することでぐっと洗練された文章になったり

信頼感を持つきっかけが生まれたりするような気がして

なんとなく書き留めておきたくなりました。

 

文体トレーニング

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文体の科学 (文庫クセジュ)

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日本語のレトリック―文章表現の技法 (岩波ジュニア新書)

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〜本業のご紹介〜
キャロライン(わたし)は、神社の宮司を祖父に持ち神秘的なこと、ライター、編集歴10年の経験を生かし言葉などを生業として面白いプロジェクトを行っています。

 

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遠方の方はスカイプでもセッションいたします。
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また、10年以上のキャリアを生かし、文章を書く際に

お悩みのことがあれば、相談、添削など受け付けています。

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まゆちさんの文章講座 60〜90分 5000円

(skapeなどでも受け付けています)

 

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(東北地区)参加者募集中です。
14時〜17時(遅刻可能)2000円
7月12日 アクセスバーズ のんびりギフレシ会

(緑の見える仙台市内です。参加者にお知らせしています。

現在、エクストラヘッドもしくは参加者若干名募集しています)

mayuchi22@hotmail.com

その他、facebookのメッセージなどでお問い合わせください。

その他、企画中。

・7月15日 旧グッゲンハイム邸 14時30分〜
「音とマントラを使ったyogaWS」

http://www.nedogu.com/(ものすごく素敵な空間です)

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http://kitanokoubou.jp/ こちらで歌を歌います。

 

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