ヨガを長くしていることもあり
輪廻転生はあると感じています。
瞳や声には情報が残っていますから
懐かしさを感じたりすることもありますね。
しかし、ヒプノセラピー(退行催眠)
はなかなか無防備な自分のハートを
誰かに見せるわけですから
ハードルは高めかもしれません。
最近、自分の大切な部分を見せることを
いとわなくなり、
要するに、どんな過去世があっても
受け入れたい、と思うように。
フィットするセラピストさんに
いつかヒプノセラピーを
してもらいたいなあと感じるように
なっていました。
たまたま音やクリスタルボウルを
手かがりに魂の家族を探している
タイミングでしげこさんを思い出し
はからずも交換セッション
させていただく流れになりました。
守られた安心安全な場所であること。
お互いの信頼関係が相当数あること。
相手の話をきく姿勢をもてる
セラピストであること。
わたしが大切にしている指針で
セラピーをうけたり交流する
基準にしています。
あまりにもハイペースに生きている
場合はリズムにそぐわないとお互いに
感じるでしょうから
できるだけゆったりずむで過ごせることも
大切にしています。
また、集団などではなく
プライベートスペースがあるのがよいと
感じています。
今回のしげこさんは、福島県は菊人形などでも有名な二本松にお住まいです。
ブライアン・ワイス博士のワークショップに参加されたり、セドナにいかれたりとたくさん探求を重ねていらっしゃりエネルギーが澄んでいて、なんともお話した波長があっていたのです。
ヒプノセラピーを体験し感じたことは、
いくつかありました。
わたしはエジプトの過去世を経て、キャリーという生涯素晴らしい歌手であった女性が出てきました。
ニューヨークでプロとして舞台に立っていた時代があるようでした。そして、周りにも家族にも恵まれて、感謝のまま生涯をおえたのです。とても幸せな人生でした。
ヒプノセラピーは意識はありますが、魂が本当にその感覚になるのです。
とても満足のいく生涯をおくった方がいるとわかったときの安堵感は何事にもかえがたいものでした。
実のところ、セラピーではない歌や音楽については、一番得意です。
絶対音感もあり楽しんでいましたが、好きなものを職業にしては嫌いになるかもしれない、などと理由をつけ後回しにしているうちにいつのまにか時間が経っていて、まわりはプロばかり、ライブに行くと楽しさはありながらもどこか寂しさもありました。
ですから、どちらかというと、
魂の中に未完了のまま歌えなかった人がいたのかなと想像していたのでしたが、
まるで逆だったのです。
なぜならヒプノセラピーでは、
好きな歌を一生涯仕事にしていた女性が現れたのですから。
これは生きる上での新しい視点をくれました。自分の魂が満足のいく人生を歩んでいたのだ、と知ることができたことは有意義なことです。
なにより、わたしは退行催眠中は
眠りにつくかつかないかの意識の中、セッションルームのソファーの上。
その場にいるだけ、なんですが
やはり追体験しているんだという
えもいわれぬ不思議な感覚に包まれ
話している間から涙が出てきました。
ヒプノセラピーが終わったあと、感じたのは
小さな頃の体の痛みは父親のものを肩代わりしていたり、母親の不安を代行していたものであり、本来の自分の魂はかなり恵まれたものであると気づきました。
これはすごい発見でした。
もちろん、たくさんのエネルギーワークをしたりされたり、ヨガをしたり、ハワイに行くなどさまざまな体験をして迎えたセッションでしたから、こんな体験をしたのかもしれませんが、人は案外自分のことを過小評価してしまうもので、なかなか自分の人生がよかったと日常で感じる機会に恵まれている人は多くないかもしれません。
しかし、また逆に残念ながらあまり思わしくない人生をおくったことのある魂でも、それがわかるかわからないかではまた自分への見方が変わるでしょう。
自分のことは案外わかっているようでいて
たいしてわかっていないものです。
その夜は短いながらも久しぶりにゆっくり眠れた感覚がしました。
新しい自分に生まれ変わる、
そんな感覚があります。
ヒプノセラピーは、自分と向き合う準備ができた人に訪れる再発見の旅であり
再統合のはじまりでもあるかもしれません。
浦山重子さん、
本当にありがとうございました。
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